お父さんの素敵な本音が見えるかも
「最近親孝行しましたか?」と聞かれて
自信を持って「ハイ」といえる方は少ないのではないでしょうか
子供としての立場からあらたまって
親に対しての自分を考えた時
「心配や迷惑ばっかりかけている。」
「親の期待に応えられない。」
「自分は親不幸かもしれない」
と自分を責めることが多いのではないでしょうか
もちろん、私の場合だけかもしれませんが・・・
でも決してそんなことはないのかもしれないと思える
印象的な話を先日、ある人から聞きました
「「子供は生まれてきた時に、大きな親孝行をしている。
しあわせという大きな贈り物をしている。
だから、あとは、ただただ元気に育っていけばそれだけでいい。
もう何の親孝行も必要ないんだ。」」
自分が親となり、子供が生まれてきた時の喜びは
それ以外では決して経験できない大きなことと知り、
親目線で子供への思いを考えたとき、
その考えは正しいんだなと思えるようになりました。
元気に生まれて、育って、
そしていま生きている。
それは、なによりの親孝行だと思います。
父の日のどこかのアンケートで
80%のお子さんが「何もあげない」と答え
50%のお父さんが「最初から期待していない」と
応えているそうです
このアンケートだけを見ると、
親子関係が希薄だという印象のみが残り
残念な気持ちになりますが、
別の質問では
理想の子供像は?という質問には「自分の子供が一番」という答えが7割
またお父さんに対してのイメージはという質問には
「かっこいい」や「頼りになる」などプラス意見が約8割だそうです
また理想の父親像では
イケメン俳優よりも
所ジョージや関根勤・北野武など
優しそうで面白く親近感のある
バラエティタレントが上位を占めています
考えるに、お父さんは娘や息子などには
一緒にいる時間が少ないため
なかなか自分の思いを伝えたりできないけれど
何より自分の子供を大切に思っていて、
元気でいてくれれば
それだけでいいと思っている
子供も面と向かっては照れくさくて何かプレゼントをしたり
楽しく会話したりはできないけれど
こころの中では頼りにしている
そして本当は、お父さんともっと話したり、笑ったり、
行動したいと思っている
こんな言葉や行動に出さずにでも
本当はお互いを大切に思っている
そんな、少しじれったくて歯がゆい控えめな謙虚さも
日本人らしくて素敵だなと思います
だから今年は
「丈夫でいてくれていればそれだけで親孝行」
そんな風に自分のことを思っていてくれていることを
わかったうえで、あえて父の日にプレゼントを渡してみるのも
いいのではないでしょうか?
きっと・・・今まで知らなかった
お父さんの素敵な本音がわかるかも