2013.08.01 お箸について

箸を持つ時間を短くする

タイトルを見ただけで
お箸やさんなのに・・なんてことを言うのと
お叱りを受けそうですが

食事の時に気分をよくさせるコツのことです

お箸はマナーが難しい日本文化の一つです
「まよい箸」、「うつり箸」など忌み箸と呼ばれる
禁じ手がいくつもあります
そのすべてを封じて使うのは大変だし
実行できている人も私も含めて(T_T)
ほとんどいないように思います

また和食のマナーも、
お皿の手前の料理から食べていく
(味も手前の味が淡く奥に盛ってあるものほど
濃い味になっているため)とか

ふぐさしは中央から取っていくとか・・・
挙げて行ったらキリがありません

必要以上にマナーを意識し過ぎると
せっかくの楽しい食事が
味気ないものになってしまいます

かといって一緒に食事をしている方へ
不快な思いをさせないという配慮
とても大切なことです

マナーを必要以上に気にしないで
尚且つ、同席している人へ不快な思いもさせない
これを解決し、「所作を美しく見せてくれる」方法の一つが
お箸を持つ時間を短くする」ことです

これは別にお箸を使うことに繊細になりすぎて
安心してお箸が使えないから
なるべくお箸を使わないようにするということではありません

食事をする一つの所作ごとにこまめに
お箸を箸置きの上にキレイに置くというだけです

食事の際に、気になることの一つとして
ずっとお箸を持ったまま、会話をして
お箸で相槌を打ったり、人を指したり・・
禁じて云々の前に不快に思うことが多々あります

みなさんはいかがですか?
お料理を口に運ぶ時のみお箸を持ち、使う。
必要以外の時には箸置きの上に
キレイに並べておいておく

お箸の正しい持ち方をしていることが前提ですが
こんな些細なことを実践するだけでも
所作が美しく見えませんか

日本はマナーがいろいろとあり大変かことも多いですが
相手に嫌な思いをさせないための「気遣い」から
出来上がったものだと思います

それなので食事においてもすべてのマナーを守ることは
難しいけれど、相手が見ていて「美しい」と思える
所作(相手に不快感を与えない)を心がければ、

最低限のマナーは
守れていると思います・・ので

相手に不快な思いを感じさせないために
「一口ごとにお箸を置く」で
食事をする時間を楽しみませんか・・

お箸使いやマナーにまだまだ未熟な私が言えた限りではありませんが・・(^_^;)