2012.01.21 ちょっと一息

礼を尽くして心を残す

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます

昨年は東日本大震災をはじめ、いろいろと大変な

考えさせられる年でした

大震災を機に、人と人との心のつながり、「絆」の大切さ

人を思いやる心の力強さを感じた年でした

毎年恒例の私の今年の目標ですが

今年は「余情残心」でいこうと思います

武道で「残心」という言葉があります

技を決めた後でも相手が反撃してくる場合もあるので

油断しないでいるという意味ですが、

それだけではなんだか冷たい響きに感じます。

要は「余韻を残す」ということのようで心のゆとりや

相手への思いやりという意味合いです

私の目指す「余情残心」は茶道での言葉で

お客様をもてなし、お見送りをした後

自分がお客さまに対して失礼がなかったか

自らの振る舞いを省みたり、

またお客様との心のふれあいや想いを

めぐらし、出会いの大切さしいては

一期一会」にもつながるということです

私は日々、いろいろなお客様とお会いすることがある

恵まれた環境なので、

そのひとつひとつを大切に「心を残して」

またお会いすることができたときには

前よりももっと心を尽くせるように

今年一年も頑張って行きたいと思います

お箸は”二本で一膳”となり、すべての機能を

発揮できます。

人もまた、一人では生きて行けない生き物で

周りの数多くの人たちに支えられ

時には支える役目もしながら生きていくのだと思います

仕事でもプライベートでも

思いを伝える「箸(橋渡し)」ができるように

頑張って行きたいと思います

まとまらなくて恐縮ですが

今年一年もどうぞよろしくお願いいたします