2010.10.19 ちょっと一息

「いいひと」だけでは「どうでもいい人」

久しぶりの更新となってしまいました

今回はお箸のお話ではありませんが

店長としての自分に「ダメ出し」をしたうえで

今後の自分とお店に生かせそうなトピックを

紹介したいと思います

秋元康といえば美空ひばりの「川の流れのように」の作詞者として

また最近ではAKB48の生みの親として有名ですが

プロデューサーとして、言い換えれば「経営者」としても

優れた感覚を持っているなと思い、自分の参考になったので

少し書いてみたいと思います

みなさんが上司、もしくは周りの人をまとめるリーダーとして

大切な要素は何だと考えますか?

「リーダーシップ」、「知識」、「行動力」、「発想力」

どれもみなリーダーの資質としては勿論大切な要素ですが

秋元康がAKB48の全体をまとめるリーダー的な存在の

「高橋みなみ」という子の誕生日に

贈った言葉がとても的を得ていて

そして今の私に一番足りない要素だと感じました

「「いい人にはならないようにしなさい

誰にでも「いいひと」は「どうでもいい人」になってしまうから」」

未熟な自分のままで人に指導するということはとても難しい

自分の自信の無さを隠すために、指導にも「やさしさ」がでて

無意識のうちに自分が責められないように、「いいひと」に

思われるように逃げ道を作ってしまう

結果的に自分のためにも指導を受ける人のためにも

マイナスにしかならず、自分の指導力の無さだけが残り

いつまでたってもうまくまとめきれずに自分が苦労してしまう

自己防衛に回った弱気な人の「いいひと」は得てして

本当に「どうでもいい人」となってしまうだけ

人に何かを伝えるとき、その度合いが真剣ならば

受け取るほうも真剣でない限り、伝わらない

受け取る側が少しでも真剣でなかったら

それを真剣にさせるための厳しさを教えることも

受け取る人が成長していくための指導者からの

本当の「やさしさ」であり「思いやり」だと思う

今の自分が頭では「自分厳しく」とわかっていても

どこかに「嫌われたくない」という思いがよぎり

・・「どうでもいい人」になってしまっている気がする

経験や年齢なども多少は関係あるかもしれないが

基本的にはその人の「人間性」にかかってくる部分が大きい

私も受け取る相手の未来を思い「厳しく」接することのできる

本当の意味での「いいひと」になりたい

秋元康のすべてが正しいとは思わないけれど

彼の元で17年、弟子として仕えてきた

「岩崎夏海」の著書

「もし、高校野球の女子マネージャーが

ドラッカーのマネジメントを読んだら」

ミリオンセラーとなっていることを

考えると、いっていることや考え方が

正しい部分もたぶんにあると思うので

明日から、いや今日から実践できるように・・・頑張ります(^^ゞ