「のび太という生きかた」から学ぶ
突然ですが、「のび太という生きかた」という本をご存知でしょうか?
最近、中学生の読書感想文
が話題になり、再び注目されています
著者はドラえもん学の提唱者、横山 泰行氏です
「ダメ男」の象徴であるかのように思える「のび太」がなぜ、
「幸せに夢をつかむための生き方の指針」なのか?
思えば、「のび太」は美人のしずかちゃんと結婚し
事業でも大成功を収めるという未来になっていますよね
著者の分析と私がこの本を知ってから
「のび太」を見て思ったことをまとめてみました
・ひみつ道具の助けとはいえ、苦手な課題を克服した経験がたくさんあり、
そのときどきで爽快感や達成感を体験しているから。
・ひみつ道具は最初は役に立つが、一番肝心なときに故障したりして
最終的には本質的な解決策にはならない為、
自分で解決しなくてはならないということを
教わっていてそれを実践しているから
・絶えずその夢に対して猪突猛進している、
周りから笑いものにされても、夢を諦めていない。
そして夢をただぼんやり考えるだけではなく、
声を出して自己宣言していることによって、
だからドラえもんが応援してくれるのだ。
・のび太は思ったらすぐに行動。迷ったり
はじめから「できない」ということはほとんどない。
失敗を恐れずにチャレンジし、失敗してもくよくよせずに
前向きにまた歩き出す
・人に対して先入観などを持たず、優しく誰に対しても
分け隔てなく接し、人の幸せを心から願い
そのために自分が出来ることを精一杯する
これは漫画という域にとどまらず
仕事やしいては人生そのものの生き方の手本のように
思える部分も多いなと気づかされました
特に、失敗を恐れずにチャレンジする精神
これはまさに「トライ&エラー」のことであり
不器用な私のような人は
失敗しながら出なくては成長できないことを
証明されたかのようです(>_<)
そして一番にいえることは
結局「素直でひたむきに頑張っていて
自分本位で無い姿勢が、自分にとっても
よりよい人生を過ごすための重要な要素だと思います
お箸やさんは「接客業」なので
お客様に対して「先入観を持たず、どのお客様に対しても
等しくやさしく自分の出せる精一杯の誠意を尽くす」ことが大切で
その理想はまさに「のび太」の生き方の根底にあるものと同じような気がします
中学生の感想文にもありましたが
いじめや格差・差別などが根深くある現代だからこそ
「のび太」のような心を持って生きていくことが大切なのかもしれません
この本の著者や感想文を書いた中学生にも脱帽ですが
原作者である藤子不二雄は
子供にも分かりやすいストーリーの中で
人として生きていくために一番大切なことを
ちゃんと誰にでも分かるように教えていたかと思うと
さすがだなと思います
まずはお客様や自分に関わる人たちを自分と同じように
大切に接せられるように頑張りたいと思います(^_^;)