おもてなしと感謝の心
新年あけましておめでとうございます
今年もお店共々このブログをよろしくお願いいたします<(_ _)>
新年になるとその一年の目標を
決めることにしています
今年は「和敬清寂」と「一期一会」で行こうと思います。
どちらも茶道でよく使われる言葉ですが
私は特に茶道に造詣が深いわけではありません
二つの言葉の意味合いが、
自分の目標とすることに近いものだからです
まず「和敬清寂」ですが、かいつまんで説明すると
相手を「和」を持って「敬」い、みせかけだけでなく
心も「清」らかに何があっても動じない心「寂」を持てという意味で
自分に関わる人と自分が使う道具に対して
「大切にする気持ち」と「感謝する気持ち」を
忘れずにということを説いています
これは今の自分のしている仕事にも当てはまります。
更に・・・
「一期一会」も
「一生にただ一度の出会いを大切に」という意味で
普段、送っている生活の中で
あまり意識しない言葉のように思えますが
ここでいう「一期一会」とは
井伊直弼の著作にあるほうで
別に一生に一度しかない出会いのときにだけ使うのではなく
同じ人と何度も会った時でも
その日の天候や季節、場所、しいては着ている服や
そのときの心持ちなど、常に同じということはないので
常に「一期一会」の気持ちを大切に持ちながら
接しなさいという教えです
これは日常生活ばかりでなく
サービス業に従事している私としては
とてもよい規範的な考えになるような気がしました
新規のお客様、そしてお得意様
いつでも「一期一会」の気持ちを忘れずに
そして常にお客様を敬い、なおかつ
自分のお店で取り扱っている商品を大事にする気持ち
和敬清寂の気持ちを持って
毎日、仕事に向かう
そうすればおのずと、きっと仕事でもプライベートでも
共通した人間性を高められるはず
それはお店にとっても、自分にとっても
そしてお客様に対しても常に感謝の気持ちを忘れずに
毎日を過ごすことが出来たら
きっと「心地よい時間」を提供できる
きっかけになってくれるはず
普段はあまり意識してないけれど
「商品を無理に薦めない、」
「いらっしゃいませ」から始まり
「ありがとうございます」で結ぶ
日本人の心の奥底に古くから流れる
「和敬清寂」の精神
「おもてなしと感謝の心」
ハードルは高いけれど
自分で決めた目標に向かって
少しでも近づけるように
今年も頑張っていきたいと思います