2009.08.24 店頭こぼれ話

スカウトしてもいいですか?

当店にお箸を買いに来るお客様で
多いのが「お子様用のお箸」を
お求めの方です

 

当店のお箸が天然素材で漆仕上げの
安全なお箸ということを

ご存知でこられる方が多いです

 

お子様の年齢に応じて適切な長さをよく
たずねられますが、

 

大体の目安では
下記の図を参考にしていただき

親指とひとさし指を直角に広げ親指と、ひとさし指を
結んだ長さの1.5倍の長さが使いやすく美しく見えます。
手にあった箸で持ちかた、使い方を教えてあげてください

一番あったサイズのお箸を薦めさせていただいています

 

ただお子様はなかなかサイズを測りにくいことも
ありまして私がよく言っている目安のひとつに

 

「靴のサイズ」があります

 

もちろん、「ひとあたはん」で測るのが
最も正確ですが

 

お客様(特に親御さん)には
靴のサイズが一番わかりやすいようです

 

これは親御さんがお子様連れではなく
お一人で買いにこられるときなどは
特にそうです

 

と前置きはこれくらいにして

 

お子様と親御さんが一緒に買いにこられるとき

 

お子様が気に入るお箸というのは

必ずしも「子供箸」ではありません

 

「これ、ママに似合うよ(^.^)」

「これは○○おばさん」

「これはパパ」

 

何気なく私は視線を

そのお子様の指しているお箸に移すと

 

(@_@;)

 

な、なんと教えたはずは全くないのですが

それぞれの世代に良く売れる

お箸を的確に言い当てているではないですか。。。。

 

親御さんが「こっちのほうがいいんじゃない?」

他の商品を指しても、

お子様は「ううん、あっちのほうがイイ(^.^)」

 

店員の私も心の中で

「「お子様の指しているお箸のほうが人気です」」

と思わず相槌を打ってしまうこともしばしば

 

私なんて最初のころは

「こういう商品が売れているよ」と教えられても

自分の感性と合わない場合が多く

 

「(T_T)、は、はいわかりました」と

 

無理やり納得していましたが

 

お子様は何のアドバイスも受けていないのに

ピタリと「売れ筋」を言い当ててしまう

 

・・・先入観がないってやはりすばらしい「武器」です

 

見習いたいと思います

 

書き入れ時の時期にはぜひ

「お子様を臨時販売員」に採用させていただきたいです

 

というわけで来月は敬老の日です

おじいちゃん、おばあちゃんに最適なお箸を選ぶのでしたら

ぜひ、お子様と一緒にご来店ください

 

感性のよいお子様と私が勝手に思ったら

「スカウトしてもいいですか?」

 

スカウトに失敗したときも想定して

先入観たっぷりの私たちがお選びしたお箸
もございます

 

一応、お店としてはオススメです。

参考程度にご覧ください(^_^;)