日本のソウル?
当店のスタッフは はじめから
お箸に興味があった人ばかりでは
ありません
今日は当店では紅一点で新人の
”ヨシダさん”の登場です
私:ヨシダさん、まずは自己紹介を・・
「お箸のお店に勤めだして二年目の
生意気内弁慶 吉田です。
はじめましてこんにちわ。
今日は私のマイ箸に関するお話をしたいと思います。」
私:へぇヨシダさんがマイ箸の話をするまでに
なったんだねぇ(@_@;)
「働き出してまもなく、昼食の際に
お弁当用の箸として、プラスチックのケースに入った
これまたプラスチックのお箸を使っていました。
木のぬくもりとか、手作りの天然素材の安心を提供する
お店にあって、店員が使っているのがプラスチックとは!??」
私:そういえばお店に来たころ、まだ
プラスティックのお箸を使っていたよね(@_@;)
やっぱり天然素材のお箸を扱うお店に
入ってきたのだから初日から
ちゃんと自店の商品を使わなきゃだめだよね
自覚の問題だけど。。。
例えば洋服やの店員さんが
自分のブランド以外の服着て仕事してたら
ヘンでしょ。まずは自分で自店の商品の良さを
知ってからでないとお客様に勧められないでしょ?
「と、見かねたシゲさんが用意してくれたのが
私にとっての初めてのマイ箸!でした。」
私:よくシゲさんが初日に言わずに我慢してたなと思うよ
「これまでお弁当で使っていたプラスチックお箸だって
私のという意味では立派な「マイハシ」なのですが」
私:まぁ、マイ箸には違いないけど
当店のスタッフとしては失格だな(^^ゞ
「シゲさんにもらったお箸は
箸久らしい木の削り箸
で
しかも組み立て式のものでした。
初めて初めて!!!こんなん。
わーつながる。
おー持ちやすい。
色とかかっこいい。
・・・・・・などと新鮮に感じたことを思い出します。」
私:そうそう自分で感じたよさをお客様に伝えることが
当店の店員としてのスタートラインだね(^_^)
「布のケース
などももらっちゃいまして
以降、外で食事をする際は
当然のようにそれを取り出して
組み立てて、食べ終えたら先を軽く洗い、
おもむろに分解し・・・という一連の流れを
「マイ箸持ってるもんね~~」というオーラを発散させながら
今日も楽しんでいますー。」
私:外食のときにちゃんとマイ箸を
自然に使えるようになったのは
環境のためにも、お店のためにも
いいことだね(^^)v
「マイ箸を使うことで割り箸を断るコトは
地球環境のためになるけど
それよりも、ハシを取り出すたびに思う
「わたしの」っていう愛着は
モノを大切に使う気持ちにつながっていると思うのです。
それから、「木の自然なぬくもり」を感じて、
人の生活になくてはならない
自然の恵みとか、命を食べて生きていくことに
感謝する気持ちへも
つながっているのかも・・・と思います。」
私:ずいぶん哲学的な考え方だけど(@_@;)
モノを大切にする気持ちが芽生えたことは
とてもよいことだと思うよ
モノを大切に出来ない人はきっと
”人”も大切に出来ないと私は思うから
「「いただきます」と「ご馳走さま」「物を大切に」
どれも子供の頃に教わることですが
現代社会にうずもれて、見失いがちなのも否めません。
今までもこれからも人に暮らしにかかせない
「木」のお箸だからこそ感じられる、
日本人のソウルが自分の中に見つけられて
ちょっとだけ感動したりしました。」
私:日本のソウル?韓国じゃなくて(@_@;)って
魂の(soul)のことね(^^ゞ
メールや携帯電話やパソコンが発達して
家族間の会話がなくなってきていることは
前の記事
でも少し触れたよね
「ブームだから私も、という動機でマイ箸を購入し
使い始めた方の心の中にも「日本人のソウル」が
きっと芽を出していますように。」
私:なんでもそうだけどきっかけは
意外と小さいことなんだよね。
でもそれでいいと思う。
大切なのは人やモノに対しての
自分の気持ちの変化だからね
「ハシだ、紙だ、ペットボトルだと言わず
限りある資源と命に感謝して、一つ一つの物を
大切にすれば心が豊かに、地球にやさしく
暮らしてゆけるのかな?なんて思うのです。」
私:たかが箸、されど箸、当店はお箸を通して
人の心を豊かにして環境に優しい地球にするための
エコに貢献するということがコンセプトだからね
「みなさんはどう思いますか。」
私:読んだ方がヨシダさんと同じように
考えてくれるかはわからないけれど
きっと「ヨシダさんのソウル」は
伝わると思うよ
これからもがんばってね(^^)v